今日は遺伝的プログラミングの話ではなく、ポエムを書く

実はこのブログは焼き肉ブログという名前の「はてなブロググループ」に属してて、毎日順番にブログを書いてく取り決めをしていたりする。で、今グループを作ってからちょうど1年が経ったみたいで、振り返りをしようという流れがやってきている。

乗るしかない このビッグウェーブに!

って事で、振り返る。

4月にも振り返りっぽい事してた

この記事。

ってことで、4月から今日までの6ヶ月について考えてみる。

といってもあんま大したことしてなくて、変わらず本読んでそれについてブログ書いてた。

ただ、最近はただ情報をまとめるだけじゃ良く無いなと思って、自分の体験や考えた事なんかを積極的に残す様にしてた。Web上にあんま落ちてない情報をまとめるならそこそこ価値はあるけど、多くの人が既にブログに書いてる様な事をほとんどコピペみたいな事しても情報としてそんなに価値は無くて、じゃあどうしたらいいかって言うとやっぱり自分の意見とか体験とかを残した方が良いのかなと思った。

エンジニアのブログとか読んでて一番価値を感じるのは「試行錯誤して問題解決した結果を分かり易くまとめてくれてる事」だったりするんだけど、業務とかしてなくてあんまり問題解決の知見を貯めたりは出来ないので、せめてインプットの際に考えた事なんかを残したい。

ちょっと困ってる事

ブログ書くとけっこう時間とられて一度にあんまり量書けないんだけど、技術書を読む事は隙間時間さえあれば四六時中やれちゃうので、結果としてアウトプットがインプットに追いついてない形になってる。まあ、学んだ事全てを書き残す必要は無いのかもしれないけど、このへんもうちょい上手くやれると良い。

あと、最近は昔から名著って呼ばれてるような本をちゃんと読みたいなと思ってるんだけど、「オブジェクト指向入門」とか「リファクタリング」とか大抵むっちゃ高いので、買えない。早くお金を稼ぎたい。

やりたい事

もっとポエムを書きたい。

自分はけっこうエンジニアブログとか読むの好きで、オブジェクト指向がどうとか関数型がどうとか盛り上がってるのを見ていろいろ自分で考えたりして楽しんでるんだけど、そこで考えた事とかを書き残しても良いんだと思う。

特に、僕はグレアムのポエム(エッセイとも言う)にかなり影響を受けている口なので、そういったWebポエムの影響力は理解してるつもりだし、そういった影響力のある存在には憧れる。

あとエンジニアリング以外のトピックについてもいろいろ考えてて、「リーダーの資質とは」とか「努力について」とか「環境が行動を左右する」とかそのへんについては、いつか考えてる事を書きたい。

時代はポエムなのかもしれない。

学びたい事

自分が乗っかってるものの事をもっとちゃんと理解したい。特に最近は、Unixとか計算機の低レイヤーの仕組みとか由緒正しきオブジェクト指向の考え方とかについてちゃんと学ぼうと思ってる。ちょろちょろとは勉強してるけど、まだまだ全然詳しくはなれてない。理解を深めて行きたい。

心がけてる事

自戒をこめてなんだけど、自分が今手にしてるものを過大評価し過ぎちゃダメだと思ってる。例えば、自分は言語としてはRubyが好きでWAFとしてはRuby on Railsが大好きなんだけど、これらが最もクールで他は全部クソみたいな事は絶対言っちゃいけないと思ってる。

特に、新しい言語やライブラリ、フレームワークツールなんかが生まれ続けてる現状の中で、自分が今知っている知識を不当に評価するあまり新しいものを頭ごなしに否定するようではいけないと思う。人は心理的に自分の行動を正当化するバイアスが働くらしく、特定の技術にお金や時間を費やす程それを高く評価してしまう。これは「酸っぱいブドウ」とかと同じ話で、「認知的不協和」として知られている。

こういった事は頭に入れておいて、理性でバイアスを抑えつける様にしたい。

ちなみに、「認知的不協和」とかの話は「Hooked ハマるしかけ」に載ってた。けっこう面白かったので、良い本だと思う。

まとめ

振り返りは一瞬で終えて、ほぼポエムを書いてしまった。やはり時代はポエムなのかもしれない。